トップ / 工事ガイド / 設備の種類の違い
GUIDE / TYPE

設備の種類の違い

同じ「EV の充電設備」でも、工事の規模と費用は種類で大きく変わります。まず使い方に合う種類を決めましょう。

4 つの種類

EV 充電設備の種類の比較
種類主な設置先特徴工事の規模の目安
200V コンセント戸建て・マンション・月極駐車場車に付属の充電ケーブルをつないで使う。機器が簡素専用回路の配線とコンセントの設置が中心
普通充電器(ケーブル付き)戸建て・マンション・事業所・商業施設ケーブルが本体に付く。課金・認証・出力制御の機能を持つ機種がある専用回路+本体の据付。出力が大きいほど配線と契約容量の確認が重要
急速充電器事業所・商業施設・高速道路・公共施設短時間で充電する直流の設備。高出力高圧受電設備の新設・改修や基礎工事を伴うことがある
V2H 充放電設備戸建て・施設車の電池から建物へ給電できる。停電時の備えにもなる機器の据付と分電盤まわりの工事、電力会社との系統連系の手続き

出力と電流の関係

普通充電は交流 200V が一般的です。出力(kW)はおおむね電圧×電流で決まるため、200V で 3kW なら約 15A、6kW なら約 30A の電流が流れます。出力が大きいほど充電は速くなりますが、専用のブレーカー・太い電線・十分な契約容量が必要になります。

国の補助金でも、普通充電設備は「ケーブル付き 6kW 以上」「6kW 未満」「コンセントスタンド」「コンセント」のように区分され、区分ごとに上限が違います(補助金ガイド)。

どれを選ぶか

  • 自宅で夜間に充電するだけなら、200V コンセントか 3〜6kW の普通充電器で足りることが多いです。
  • 停電時に車から家へ給電したいなら V2H。対応する車種か、機器メーカーの対応表で確認します。
  • マンションの共用部は、住民の利用方法(区画ごとか共用か)と課金の仕組みで機器が決まります(マンションの導入)。
  • 来客・社用車・営業車の充電は、滞在時間と台数で普通か急速かを決めます(事業所の導入)。

国の指針では、2030 年までに公共用の急速充電器 3 万口を含む充電器 30 万口の整備を目指すとしています(経済産業省「充電インフラ整備促進に向けた指針」)。

一般的な内容の整理です。工事の可否・方法・費用は建物と機器で変わります。設計・申請・契約の判断は、各社の現地調査と公式資料で確認してください。確認日: 2026-10-18。

出典・参考